機動戦士ガンダム THE ORIGIN 公式サイト
2016/04/26
シャア・アズナブルD.I.D.スタジオ来訪!

シャア・アズナブルこと池田秀一さんが『機動戦士ガンダム THE ORIGIN』のCGを担うデジタル制作部D.I.D.スタジオを来訪。
制作スタッフと対談や、CGオペレーターの指導のもと3Dデータにふれるなど制作も体験。


詳細はガンダムエース6月号の『シャア専用雑記』でご確認ください。

 

ガンダムエース6月号
2016年4月26日発売
価格:700円(税込)

2016/03/09
英語版制作チームがオリジンスタジオ来訪

先日、オリジンスタジオに『機動戦士ガンダム THE ORIGIN』の英語吹き替え版制作チームのスタジオ:NYAVから、英語吹き替え版音響監督のステファニーさんと、エンジニアのマイケルさんが、オリジンスタジオを訪問。
スタジオを見学していただき、制作スタッフとも記念撮影しました。


『機動戦士ガンダム THE ORIGIN』は第3話以降も世界同時展開されます。
ステファニーさん、マイケルさんこれからもどうぞよろしくお願いいたします。

「機動戦士ガンダム THE ORIGIN Ⅰ Blu-ray Disc」には初回限定生産、通常版のどちらにも英語音声も収録されています。
Blu-ray Discで購入されたみなさまはぜひ、英語音声もお楽しみください。

2015/12/05
「ガンプラEXPOワールドツアージャパン2015」展示&ステージレポート

ガンプラ35周年を記念して、ガンプラの未来を体感できる展示・ステージなど史上最大級のガンプライベント「ガンプラEXPOワールドツアージャパン 2015」が東京・秋葉原UDXとベルサール秋葉原の2会場で開催され、『機動戦士ガンダム THE ORIGIN』のステージイベントやプラモデルの展示が行われました。

11月23日(月・祝)の『機動戦士ガンダム THE ORIGIN』トークステージには、バンダイの岸山博文さん、福田瑞樹さん、ホビージャパンの岡村征爾さんと谷口 理プロデューサーが登壇。第2話のPV上映後、トークがスタート。谷口さんから「今回は安彦さんの作風をアニメ化することに気を使っています。まだ「シャア・セイラ編」で、作品が群像劇なのでガンプラ好きの方にはまだまだメカシーンが少なく申し訳なく思っていますが」との発言がありましたが、

「ルウム戦役で活躍したザク」をはじめ、映像に出てくるメカは全部商品化されて発売中。岡村さんも映像を観た感想として、「高機動型ザクがまさかアニメで活躍するシーンが観られるとは」と絶賛。

そんな『THE ORIGIN』の世界観の中で展開される、メカニカル考証企画「MSD(Mobile Suit Discovery)」。今回のイベントで、「プロトタイプグフ」に続き「ドム試作実験機」の発売が発表され、秋葉原UDX会場に展示されていると紹介。

その隣のMSのシルエットに「NOW PLANNING」とだけ書かれた謎のパネルについて、岸山さんや福田さんから「なんとなく連邦のような」、「ジオンではないよね」、「シルエットから想像して…」といったヒントに、岡村さんは「ザニーかな? と思ったんですけど、どうも違うようでわかりません、自分でも知らないようなメカが出てくるのが楽しみ」とコメント。谷口さんからは「『THE ORIGIN』の第3話目が来春に予定されているので、その辺りかな」と、映像と連動する楽しみな展開が予定されているようです。

さらに、『THE ORIGIN』版のガンダムを動かしてみたいと作られた、ショートディレクショナルムービー「GUNDAM RISING ~GUNDAM THE ORIGIN Target U.C.0079~」が上映され、岸山さんが「MGで初めて、映像と連動した商品になった」と語る「MG RX-78-02 ガンダム(GUNDAM THE ORIGIN版)」の商品を、福田さんが実際に稼働させながら、映像内のガンダムの動きとガンプラの可動が同じように作られていると紹介。安彦さんの漫画のなかの“人間的な柔らかいしぐさ”の表現を実現されています。
この商品は11月20日に発売されています。ぜひ手にとって確かめてください。

 

来春イベント上映開始予定の『機動戦士ガンダム THE ORIGIN III 暁の蜂起』の予告が流れ、谷口さんから、「アクションシーンが満載で、若き士官たちの活躍や、他作品も連想させたりなど、見所満載で、さらに「GUNDAM RISING」の続きも制作中」と公開が待ち遠しくなるコメントがありました。

「GUNDAM RISING ~GUNDAM THE ORIGIN Target U.C.0079~」は公式サイトの配信ページでも見ることができますので、まだご覧でない方は、ぜひ、ご覧ください。
2015/11/12
『機動戦士ガンダム THE ORIGIN Ⅱ 哀しみのアルテイシア』スタッフトークショーレポート


11月10日(火)、新宿ピカデリーにて『機動戦士ガンダム THE ORIGIN Ⅱ 哀しみのアルテイシア』スタッフトークショー付き上映会が行われました。
司会は谷口理プロデューサー。登壇者は色彩設計の安部なぎささん、撮影監督の葛山剛士さんです。
普段は見る事の出来ない色彩や撮影の作業現場や工程など、スライドショーを使って説明しました。

安部さんの務める色彩設計とはキャラクター、メカ、小道具といった背景以外の基本の色を決めていく仕事。キャラの色はコミックスを参考にしますが、カラーイラストが無い場合は、キャラの性格などから考えるそうです。安部さん曰く「エドワウはクールなイメージにして、シャアはちょっとチャラい、軽いイメージにしました」との事。


色彩は総監督、監督、演出の方々と細かく相談して色を決めていきます。アムロは、『機動戦士ガンダム』では黒い瞳でしたが、『THE ORIGIN』では安彦さんから明るめの青い瞳とオーダーがあり、驚いたそうです。

メカについては「ラル機はやっぱり青くしようと今西さんの提案で青くしました」との事。
また夜や夕方など、光源の種類が変わるシーンごとにキャラなどの色も変えていきます。夜だからといってキャラを暗くしすぎるとキャラが見えなくなってしまい、明るすぎると浮いてしまうので感覚と経験で調整します。
安部さんは「デジタル化してからは使える色が無限になり、どの色にするか決定する所が難しいですが、楽しい所でもあります」と色彩設計の面白さを語りました。

葛山さんから、撮影はレイアウトと言われるアニメーション制作における設計図のようなものに書き込まれている指示を元に動画と背景を合成して撮影していく仕事で、動画や背景、効果、マスクなどのバラバラに分かれている素材を見せつつ説明。


ハモンさんがクラブ・エデンでバンド演奏をバックに歌うカットでは大人のムードになる様なライティングや煙などを入れたそうです。谷口さんの「葛山さん、こういうお店はよく行くんですか?」という質問に「まだそこまで大人になりきれてないですね」と笑いながら答える葛山さん。
安部さんは「撮影処理すると色彩設計で決めた色から雰囲気が変わる場合もあるんですけど、それも含めて撮影監督さんにお任せしています」とのこと。

安部さん「『THE ORIGIN』という大きな作品に携わって楽しく仕事させてもらっていますので、見ている方も楽しく見られるように頑張りたいと思います」
葛山さん「劇場のスクリーンを使ってアニメーションの撮影のお話が出来たのは凄く良い経験になりました。3話も頑張って撮影していきたいと思います」
谷口さん「今日のお二人の話を思い出しながら見ていただければ違った楽しみも出ますし、絵だけでなく音楽も今回は服部さんに頼めて良かったと思いますので、そういう所も見ていただければ。3話についてはまだモビルスーツ、大して出てきません。ですがアクションシーンも多くてターニングポイントになる話数になるので、皆さんに見に来ていただければと思います」
と、これから上映を見るお客さんへのコメントでトークショーは終了しました。

2015/11/11
『機動戦士ガンダム THE ORIGIN Ⅱ 哀しみのアルテイシア』初日舞台挨拶レポート

10月31日(土)よりイベント上映がスタートし、東京・新宿ピカデリーでは初日舞台挨拶が開催。安彦良和総監督、エドワウ・マス役の池田秀一さん、セイラ・マス役の潘めぐみさん、シャア・アズナブル役の関俊彦さんが登壇いたしました。

登壇者のみなさまからのコメントをご紹介します。

安彦良和総監督
年甲斐もなく人前に出て、珍しくネクタイも締めるようになりました安彦です。僕の周りにいる方は皆さん優しいので、「青い瞳のキャスバル」を褒めていただき、スタッフを含めみんなで頑張った充足感はあります。「哀しみのアルテイシア」も温かく迎え入れてくれると嬉しいです。
(池田さんが演じたエドワウについて)第一声を聞くまでは不安でしたが、聞いてみて大丈夫だと確信しました。(観客の)皆さんも納得して頂けたんじゃないでしょうか?(会場より拍手)また、CGや音楽を含め、今回は上手くできたと思います。僕は普段あまりこだわらない方なんですが、今回は色んな所でこだわりをいれました。いい仕事が出来たとおもいます。
昨日のラジオの生放送でアムロ役の古谷さんが「ガンダムは『どうして戦争してしまうのか?』がテーマだ」とおっしゃっていて、さすがアムロだと感心しました。戦争の悲惨さの事はみんながわかっていますが、誰も止められないし、止まらないもので。ガンダムはよく戦争を賛美しているとか、戦争の悲惨さを表しているなどと言われていますが、そのどちらでもなく、ガンダムは「どうして戦争をしてしまうのか?」をテーマで作っておりました。第3話からは戦争のドラマの中に入って行きたいと思います。今後さらにガンダムらしくなって行きますのでこれからも見守っていってください。

池田秀一さん
「青い瞳のキャスバル」はあまり出演していなかったんですが、今回はちょっと活躍しているので評判が悪いと困るので不安です(笑)「青い瞳のキャスバル」では一観客として見た時に、安彦さんのガンダムに対する考え方がわかって、ジ・オリジンの方向性がわかる作品だと思いました。(シャアを演じる関さんに対し)予てから敬愛する関さんなので安心してシャアを預けられました。他のガンダム作品では仮面をかぶってましたよね(笑)
原作をよんでエドワウをどうしてもやりたいと思い、演じさせて頂きましたが、(エドワウという青年期の声を演じたため)久しぶりにスタジオで緊張しましたが、いい仕事させて頂きました。第3話からどんどんシャアになっていきますのでお楽しみください。

潘めぐみさん
「青い瞳のキャスバル」は関係者の方や友達からの反響がすごく、特に昨日のラジオの生放送があったんですが、裏口から入ったとき、「ガンダムの方々ですね」と警備員の方が、おおらかにガンダムについて話しかけてくださり、本当に沢山のガンダムファンがいるんだなと実感しました。
最初、香盤表の役名を見た時にセイラ・マスと書いてあることに震えが止まらなくて、内容を読み進めていくと、タイトルと役名から彼女の揺れ動きをすごく感じました。今回いろんな別れが彼女に降りかかっていくのですが、どの別れも胸を締め付けられました。特に兄さんと別れる最後のシーンがすごく印象的でした。全ての哀しみをそこに集約して演じました。
アルテイシアの時はまだ髪が長かったんですが、セイラを演じさせて頂くにあたって、気持ちを切り替えるために、長年付き合ってきた髪に別れを告げました(笑)

関 俊彦さん
自分の役名を紹介されるのにこんなに緊張したのはいまだかつてありませんでした。シャア・アズナブル役の関俊彦です!
当初ジ・オリジンのコミックを存じ上げず、オーディションで資料をいただいた時に本物のシャア役と書いてあり、これはパロディでもやるのかなと思いました(笑)でも読んでいくと、よくこんな設定を思いつくな、と思いました。僕も皆さんと同じファーストガンダムのファンなので、シリーズの時にこんなことを匂わせるいたかもしれないと、エドワウとシャアとの関係についてとっても興味津々で演じさせていただきました。
エドワウ=キャスバル=赤い彗星のシャア=池田秀一さんなので、とにかくエドワウの存在感にいかに肩を並べるかが非常に課題で、いかにエドワウと違う性質を出せるかというところで凄く頑張りました。何回でも見て頂けれる作品だと思いますので、ぜひよろしくお願いいたします。

2015/11/09
東京国際映画祭「ガンダムとその世界」
『機動戦士ガンダム THE ORIGINⅠ青い瞳のキャスバル』も上映されました

2015年10月22日(木)~31日(土)まで開催された、第28回東京国際映画祭。
オープニングイベント レッドカーペットレッドカーペッドに「ガンダムとその世界」として安彦良和総監督や池田秀一さん、潘めぐみさんも登場しました。

また、10月25日(日)『機動戦士ガンダム THE ORIGIN I 青い瞳のキャスバル』上映回には、総監督の安彦良和さんと、キャスバル役の田中真弓さんが登壇。

「田中さんは僕が一方的な押しかけファンなんです。」
「キャスティングは、藤野音響監督に一任されていましたが、ただ一人だけ『キャスバルは田中さんに』とお願いしました。」
と田中さんの起用について語る安彦さん。

田中さんは「ほとんどデビューのときから一緒なんですよ」と笑顔。
声優として初めて主役を務めた『白い牙 ホワイトファング物語』では安彦さんがキャラクターデザインを担当。その2年後の安彦さんが原作・監督・キャラクターデザインを務めた『巨神ゴーグ』では、主人公の田神悠宇役を田中さんが演じたこと、などが語られました。

また、『ガンダム THE ORIGIN I 青い瞳のキャスバル』アフレコ現場について、「私もしてましたけど、みなさんすごく緊張していましたよ。ガンダムという作品の見えない重圧に、スタジオがピリピリ張り詰めていて、怖かったです」と田中さん。
安彦さんは「実際に録音してみて初めて、キャスバルの台詞少なかったんだな、と思いました。田中さんに申し訳ない」とコメント。

最後におふたりからのコメントをご紹介。
田中さん「(ガンダムシリーズ初出演の)新参者が言うべきことじゃないかもしれませんけど、本当に面白いです。『Ⅱ』を見ても、『Ⅲ』『Ⅳ』が楽しみなので、早く描いてください」
安彦さん「一回アニメをやめた自分が、『THE ORIGIN』の総監督を引き受けて、今、大変良い思いをさせていただいている。昔のアニメ制作の、非常に手薄な状態で作っていた大変な状況と照らし合わせると、今、初めてアニメの仕事をしているなぁという実感があるくらい、充実しております。それだけに、結果にも非常に満足しております。これから先も、スタッフとキャストのみなさんのおかげで、愛すべき映像ができると確信を持っております。ですから、ぜひ期待を込めてご覧いただきたいと思います。」


お二人のお付き合いの長さや、信頼関係の感じられる暖かい雰囲気のトークショーでした。

2015/10/27
MOVIX仙台 『機動戦士ガンダム THE ORIGIN Ⅰ』 リバイバル上映
1024リポート

 どうも! 監督をやってます今西です。
2015.10.24、MOVIX仙台にて、『機動戦士ガンダム THE ORIGIN Ⅰ』のリバイバル上映がありました。これは、私、今西にとっても大切な意味を持っていたのです。
今回は、そのリポートをお届けします。

 なんと、これまで東北地区で『
機動戦士ガンダム THE ORIGIN』 は、イベント上映されていなかったのです。上映館の確保がうまく行かない等、いろいろな諸事情はあったのだろうけれど、我々現場関係者としても、期待してくれていたファンの方々のお気持ちを拝察すると、大変に申し訳なく思っていたのです。
 ですから、是非、東北地区にも劇場を確保して欲しいと散々に要望していたところ、なんと「復習」(復讐ではない)という形で『THE ORIGIN Ⅰ』からリバイバル上映が決まりました。わずか1週間の上映ですが、そのまま『THE ORIGIN Ⅱ』の上映が全国と足並みを揃えて始まるのです!

今西「あー、よかった。よかった。さあ、仙台の皆さんに御免なさいを言いに行くぞ!!」ということで、半ば強引に舞台挨拶を用意していただいたのでした。そして、いろいろと企む今西でありました。

 2015.10.23.舞台挨拶の前日、家に帰れずに銭湯に入っていた今西に、不吉な電話連絡が飛び込みました。なんと、一緒に舞台挨拶に向かう予定の谷口プロデューサーが高熱を発して行けないとの連絡です。
「誰か他の行ける人、いませんかねえ」とサンライズ、ライツプロモートの中島氏。
今西「いるわけねえじゃん。こんな時間に! 大体、昨日の東京国際映画祭にばかり傾注しすぎるからこうなるんや。(今西、ほんとは大阪人)」
まっ、谷口さんからは、今後、皆さんにお詫びしていただくとして、孤独にも今西一人での舞台挨拶となってしまいました。

 2015.10,24 早朝
既に、今西は東京駅にいる。夕方のMOVIX仙台の挨拶には早すぎるかもである。
いやいやいや、今西も久しぶりの仙台である。ウン十年ぶりかな。
 ということで、仙台の事を勉強して、舞台挨拶に臨もう!
そのための、いわゆる「前乗り」である。
なに!? 役得の観光巡り? いやいやいやいや。

 東京駅には、全国の駅弁を扱っている駅弁屋さんがある。
(実は、仙台駅にもある)

 仙台といえば牛タン弁当! うーん、または、E5系はやぶさ弁当・・・・・。
などと考えましたが、結局、スミマセン!! 今西の趣味で、くまモンのくまもとあか牛ランチボックスに化けてしましました。仙台のみなさん、ゴメンナサイ。

 いざ、仙台へ!
おおっ、プラットホームで、「E5はやぶさ」と「E6こまち」がちゅーしとる。
さあ、時速320キロ出しておくれよ! 今西は、メカ好き監督だったのだ。

 居眠りしていると、あっという間に仙台だ!!
と、なんと! 駅に「東北レイア」の看板が!!

 元々は、大阪のチームだったから、ちょっとだけ詳しいんや。女子プロ野球チームは。なお、水原勇紀はいない。今西も古いネッ!! 
更に、彼女たちの宿敵が「埼玉アストライア」だって知ってた!?
ん?「アストライア」?、どっかで聞いたことあるな。はて・・・・・。

 仙台の街は、今西が、昔に来た時よりもきれいに整備されている印象でした。
ああ、何もかもが懐かしい・・・・・。瑞鳳殿、仙台城址。仙台を再認識しましたぞ。
 さて、ここで問題です。今西、伊達政宗の兜をかぶって御満悦。
どこに行けば、かぶれるのでしょうか???

 やがて、時間となり、後続の中島氏たちと合流。いよいよ、MOVIX仙台へ向かった。
そこで、目にしたものは!?

 ホワイトボードに、オリジンイラストでのウェルカム!!ORIGIN Ⅰの際、なんばパークスシネマで受けた熱い歓迎、再び!!
しかも、今西の過去作をよーく見てくれているのだ。
劇場スタッフの大宮さん、林さん、ありがとうございました。
描くのに時間、かかったでしょうね。これを舞台挨拶に出したいくらいの感激でしたよ。

 と、感涙にむせぶうちに、いよいよ舞台挨拶の時間となる。

 うーん、おいでいただいた観客の皆さんは、老若男女、いろいろ様々。
程良い年齢ミックスです。
今西、さっそく、谷口P欠席のお詫びから始める。
ああっ、よかった! 会場は、あんまり落胆していないゾ!!
そらそら、出不精の谷口さん、もっと頑張らないと人気出ないよ!!
「よしっ、こうなったら、今西一人で頑張るぞ!」

今西「仙台にある福来心理学研究所は、世界で初めて念写に成功した博士の・・・・・」
「ここ、本当は見学したかったんですよね!」
「貞子のお母さんが・・・・・」
調子に乗った今西、口がズルズルズルと滑る。
自分で自覚の今西。
「いかん、いかん、ここは、安彦さんのビデオレターでお茶を濁そう」
やっと、軌道修正に成功した今西でした。
 いくらかの質疑応答のうちに、いつしか時間は過ぎました。
「本当に仙台の皆さんは、背筋が通っていて、お行儀が良い」
今西の率直な感想でありました。
皆さんに、今後、東北地区でも、ORIGINの残りすべてのイベント上映をお約束して、無事に舞台挨拶を終えることができました。

 控室に戻ると、「エフエムたいはく」というコミュニティラジオ局の千葉さんというパーソナリティーから『THE ORIGIN Ⅱ』の取材を受けました。
そう言えば、舞台挨拶の際もソデ近くにいらっしゃったような。
今回のインタビューは、10.26に放送とのこと。
また、今後も、『ガンダム THE ORIGIN』の情報を発信していただけるとのこと。
宜しくお願いします。

 さあ、紹介すべき写真も無くなり、帰路へ着く我々でした。
最後に「牛たん」で会食をした際、誰の発言だったか、
「牛たん定食のご飯って、どうして麦飯なんでしょうかね?」
が耳に入る。

今西の心の声「あかんな、仙台の勉強しとらんと。仙台に来た米進駐軍は、牛の尻尾や舌なんかのホルモンちっくなものはほるもんやったんや。だから、牛たん焼きにテールスープに、終戦直後の白米不足に麦飯やったんや」
ちょっと、予習の効果があって、ささやかな一人自慢をした今西だったのでした。
2015.10.24.つまり、1024→イマルニシ→イマニシの日も夜更けてゆきました。


おわり.

2015/10/27
一日限りの「クラブ・エデン」
『機動戦士ガンダム THE ORIGIN 赤の決意 哀しみのアルテイシア プレミア上映会』レポート!

2015年10月17日(土)に『機動戦士ガンダム THE ORIGIN II 哀しみのアルテイシア プレミア上映会』が東京・豊洲PITにて開催されました。

「クラブ・エデン」を再現した、バーカウンター型のセットで、お酒のボトルラベルには「サンライズ・ウィスキー」や「クラウン」などのボトルが並ぶなど、ガンダムファンには嬉しい演出のステージに、エドワウ・マス役の池田秀一さん、セイラ・マス役の潘めぐみさん、ランバ・ラル役の喜山茂雄さん、クラウレ・ハモン役の沢城みゆきさんが登場。

池田さん「これからシャア・アズナブルになっていく、決意をするキーポイントになる作品です」
潘さん「アルテイシアとしていくつもの別れを経験させていただきました。あのセリフに、すべての気持ちを込めました」
喜山さん「没落したラル家が今後どう活躍するのか注目してほしいです」
沢城さん「前回は勇ましい雄々しいハモンでしたが今回は女性的な面が垣間見えるので、そのあたりを楽しんでほしいです」
上映前にそれぞれが、ご自身のキャラクターについて語られました。

第2話『哀しみのアルテイシア』の本編の上映後には、総監督の安彦良和さんも交え、再びトークを実施。
安彦さんからは、上映後の大きな拍手を舞台袖で聞いて「拍手を聞いて嬉かったです」また、前回の第1話について「辛いご意見もあったかもしれませんが、やさしいスタッフに囲まれて、ここち良いお褒めの言葉をたくさんいただきました」と、ファンの応援を喜ぶ発言。
池田さんは「エドワウからシャア・アズナブルに繋げてみたいという欲が出まして、オーディションを受けさせていただいた」と、自ら志願したことを明かされました。
潘さんは、劇中の最後の10分間の濃密さについて「すごい濃密な時間でしたよね。ようやく安心できました」と第2話の感想をコメント。
喜山さんは「2代目をやるというのは、声優として本当につらい仕事なんです」と、第二のランバ・ラル役としての苦労を明かし、沢城さんが「みんな素敵だと思っていますよ」と励ますと、会場内からも喜山さんへ大きな拍手が送られました。
そんな沢城さんは、自らガンダム初心者だと語り、「先輩方も普段よりワクワクしている感じがして、女の私からすると、男の人達の夢の作品の中に、ご一緒させてもらってるんだな、と感じました。そんな中、本作の華になれれば良いかなと思って、演じさせていただきました」と、コメント。

ここで、ハモンが「クラブ・エデン」で歌う挿入歌を歌う澤田かおりさんも登場。1番を英語、2番を日本語歌詞という本イベントだけの特別バージョンの「By Your Side」を披露し、会場を魅了。日本語と英語の両方の歌詞を担当していている澤田さんからは「女性も男性と同じく、相手を守ってあげたいと感じていると思うので、その気持ちを歌にしました」と歌詞に込めた思いを語られました。
歌唱シーンについて安彦さんから、ハモンの動きは澤田さんの動きをアニメーターが写して作画しているという制作秘話が明かされ、「手描きによる昔ながらのぬくもりが出ている」と、安彦さんのお気に入りのシーンの一つのようでした。

最後に登壇者それぞれの、本作への思いが語られ、一日限りの「クラブ・エデン」でのイベントは終了となりました。

会場ロビーには、「機動戦士ガンダム展」で話題を集めたダイクン像とともに、印象的なシーンの原画や美術ボード、パッケージイラストの原画が展示され、さらに、「MG RX-78-02 ガンダム(GUNDAM THE ORIGIN版)」をはじめとするガンプラや、来年1月下旬発売予定の「コスモフリートスペシャル ムサイ改型ワルキューレ」、好評稼働中の「ガンダムトライエイジ 鉄血の1弾」に収録されている『THE ORIGIN』のカードなど、様々な関連アイテムも展示されていました。

 

 

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