CHARACTERMECHANICALSTORY
STORY

第3話 黒海の堰

宇宙世紀0079年10月中旬、元開発訓練Y-02小隊のカルカ軍曹とヤル・マル伍長は 黒海の入口となるボスポラス海峡にいた。二人が転属となった水上部隊には、ジブラルタルを突破した地球連邦軍のオデッサ侵攻を堰き止める、という任務が課せられていた。しかしジオンと地球連邦の彼我兵力差は圧倒的で、連邦軍に海峡を突破されるのも時間の問題となっていた。そして霧の濃い日、水中から《ガンダム》タイプのモビルスーツが襲撃してきた。




第2話 死ぬなよヴァシリー

本隊との合流途中でヴァシリーの小隊は、地球連邦軍の新型モビルスーツ《ガンダム》と遭遇し戦闘に陥る。自機のザクⅡを破損しながらもなんとかガンダムを退けるが、僚機を失ってしまう。ひとり生き残ったヴァシリーの脳裏には、開発訓練Y-02小隊の仲間、そして悪夢のような作戦を半ばで放棄し、Y-02小隊を解散させたドアン隊長の姿が離れないでいた。ドアン隊長は「死ぬなよ ヴァシリー」ということばを彼に残し軍を脱走していた。




第1話 黒い敵

宇宙世紀0079年10月、北米大陸南部。ジオン公国軍のヴァシリー伍長は、フリンとセルグとともにザクⅡ3機で本隊との合流を急いでいた。北アメリカ方面軍西部地区司令ガルマ・ザビが戦死したことで司令部は混乱し、新型実験機の受領もままならない。騒乱の渦中を行軍するヴァシリーの小隊は、接近する未確認機の存在を感知し、未確認機からの攻撃を受ける。その未確認機とはジオンの兵士を震撼させたモビルスーツ《ガンダム》であった。