2016年5月8日(日)に『機動戦士ガンダム THE ORIGIN 決起の篝火 ―Ⅲ 暁の蜂起 プレミア上映会―』が横浜・神奈川県民ホールにて開催されました。
本編上映前に池田秀一さんと潘めぐみさんが、第2話「哀しみのアルテイシア」ラストシーンの朗読。続いて、スペシャルゲストとして第2話の主題歌を歌う石田 匠さんが「風よ 0074」を熱唱。盛り上がる雰囲気の中、第3話「暁の蜂起」を世界最速上映。
上映終了後のトークショーは、「ジオン自治共和国国防軍士官学校」の入学式という設定で、名前を呼ばれた順に“新入生”であるガルマ・ザビ役の柿原徹也さん、リノ・フェルナンデス役の前野智昭さん、シャア・アズナブル役の池田秀一さん、“来賓”であるセイラ・マス役の潘めぐみさんが登壇。最後に名前を呼ばれた安彦良和総監督は、後ろの幕が開き階段上に置かれた豪華なイスに座った状態で姿を現すという驚きの演出で登場。
池田さんは「エドワウ・マスからシャア・アズナブルへ、第3話はまさにシャアにとっての入学式のような気がします」さらに「『THE ORIGIN』の漫画を読んでどうしてもエドワウからシャアへつなげてみたいと希望したが、第2話はきつかった。第3話で我が世の春が来た」と顔をほころばせた。
池田さんと朗読劇を演じた潘さんからは「『機動戦士ガンダム』とう作品での朗読劇に緊張したがこういった朗読から上映へと物語を繋いでバトンを渡すという役割ができたことが光栄でした」と緊張と満足が感じられました。
柿原さんは「かなり気合の入った作品。ガルマのオーディションの時からこういう方向でやりたいイメージがあった。シャアの姿を見て、成長させてもらおうと思ってアフレコした。」と、役に対する意気込みを語りました。
オリジナルキャラクターのリノを演じた前野さんは「シャアに仮面を授けるというのは歴史に残るシーンかもしれないので、非常に光栄でした」と、コメント。
安彦総監督は、「第1話、第2話も満足していますが、第3話でかなりガンダムらしくなったのではないでしょうか。」また、劇中で同級生を演じる柿原さんと前野さんが、実際に専門学校の同級生だということで、「設定通り!」と嬉しそう。第4話に向けて鋭意製作中であることなども報告しました。
ご来場いただけなかった方にステージの写真もご紹介
会場ロビーには、原画や美術ボード、ステージ上にもあった旗や「HG 高機動型ザクII 劇場限定リミテッドクリアVer.」のガンプラなども展示されていたほか、初回限定版Blu-rayの予約受付も実施されました。