第1話 ザビ家
デギン・ド・ザビ
ムンゾ自治共和国の副議長。長年、ダイクンを支えてきた同志。ダイクン亡き後、政敵となったジンバ・ラルの排除を息子達に任せる。後のジオン公国公王。
ギレン・ザビ
デギン・ソド・ザビの嫡男。ムンゾ自治共和国の主流、ジオン党政治部部長。怜悧な知見を発揮し、父デギンの施政を支える。後にジオン公国総帥となる、野望と酷薄さを秘めた男。
サスロ・ザビ
デギン・ソド・ザビの次男。世論操作に長けた、ザビ家でも重宝されている人物。ジオン党国民運動部部長。



ドズル・ザビ
デギン・ソド・ザビの三男。ムンゾ防衛隊所属、階級は少佐。厳つい風貌だが、くせ者揃いのザビ家の中では義侠心に富んだ男。政敵のラル家は嫌いだが、ランバの実力は買っている。

キシリア・ザビ
デギン・ソド・ザビの四子にして長女。ムンゾ保安隊隊長。父デギンやランバ・ラルに対しては厚情も見せるが、目的の為には、苛烈な手段も厭わぬ謀略家の一面も持つ。