第4話 ジオン自治共和国
シャア・アズナブル
(その正体はダイクンの息子キャスバル)

「暁の蜂起」後に地球に下りたシャアは、不思議な力を持つ少女ララァ・スンと知り合う。その後、宇宙に戻ると、ジオンが開発した人型機動兵器モビルスーツのパイロットとして軍に復帰し、史上初となるモビルスーツ同士の戦闘にも参加。ジオン独立戦争では緒戦の月面戦において比類ない活躍を見せていく。


ランバ・ラル
ジオン自治共和国国防軍の大尉。キシリアから命じられ、青いパーソナルカラーのMS-04 ブグで月面スミス海に出撃。シャアやガイア達を率いて、ミノフスキー博士の亡命阻止作戦を展開する。博士救援の為に派遣された地球連邦軍のガンキャノン部隊と史上初のモビルスーツ戦を行い、戦功を立てる。


ガイア
ジオン自治共和国国防軍の少尉。最新鋭量産型モビルスーツ、MS-05 ザクⅠに搭乗し、モビルスーツ開発の功労者であるミノフスキー博士の亡命阻止作戦に参加する。のちの「黒い三連星」のリーダー。
オルテガ
ジオン自治共和国国防軍の准尉。最新鋭モビルスーツ、MS-05 ザクⅠに搭乗し、ミノフスキー博士亡命阻止作戦に参加。赤いザクⅠに乗るシャアと口論し、ラルに諫められる。のちの「黒い三連星」のひとり。
マッシュ
ジオン自治共和国国防軍の軍曹。最新鋭モビルスーツ、MS-05 ザクⅠに搭乗し、ミノフスキー博士亡命阻止作戦に参加。のちの「黒い三連星」のひとり。3人の乗機はこれ以後、黒いパーソナルカラーを採用。



デギン・ソド・ザビ
サイド3、ジオン自治共和国議会の議長。宇宙世紀0078年10月24日に建国されるジオン公国の初代公王となる。スペースノイドの自治独立を説いたジオン・ズム・ダイクンの名を国名とした。ギレンら息子達が推進する地球連邦に対する独立戦争を容認している。

キシリア・ザビ (キャサリン)
ジオン自治共和国の親衛隊中佐。キャサリンの偽名で月面に赴きグラナダ市長と対面、同市へのジオン軍駐屯を要求する。一方、ミノフスキー博士亡命の報を受け保護に出動する地球連邦軍鉄騎兵中隊に対し、ランバ・ラル大尉指揮のモビルスーツ部隊を差し向ける。


ギレン・ザビ
ジオン自治共和国首相。ザビ家の長男。父デギンを公王に擁立し、ジオン公国を肇国。自身は総帥に就任する。宇宙世紀0079年1月3日、地球連邦に対し宣戦を布告。人類史上未曾有の災禍を地球圏にもたらすことになる。
ドズル・ザビ
ジオン自治共和国国防軍の大佐。士官学校の学生隊が引き起こした「暁の蜂起」の責任を取り、校長を辞任。同様に引責で除隊するシャアに対しては、再招集の際にモビルスーツのパイロットの任に当てることを約束した。また学校を去る際、ゼナ・ミアにプロポーズする。
ガルマ・ザビ
士官学校の学生隊が敢行した「暁の蜂起」を指揮した隊長として、一躍ジオン国民のヒーローとなる。ドズルとシャアの引責で責任を免れ、士官学校を首席で卒業。少尉に任官する。



トレノフ・Y・ミノフスキー
ミノフスキー粒子の発見者で、ミノフスキー物理学の提唱者。ジオン軍が進めるモビルスーツ開発の技術顧問を務める。地球連邦への亡命を図るが、月面でランバ・ラル率いるモビルスーツ部隊に捕捉され、命を落とす。

ベルクマン
キシリアの部下。階級は少佐。キシリアがキャサリンの偽名を使って月面のグラナダを訪問した際にエスコートした。独立戦争についての機密をグラナダ側に漏洩した罪で射殺される。